サステナビリティアドバイザーが3Rの解決策を提案します。「廃棄物を減らしたい」「今の処理方法は適切なのか」社内だけではわかりにくい問題も、外部の専門家のアドバイスで解決することも。(一社)京都府産業廃棄物3R支援センターは、廃棄物の削減や適正処理を支援するため、サステナビリティアドバイザー派遣を実施しています。サステナビリティアドバイザーは廃棄物管理や環境マネジメントに精通した専門家です。
廃棄物削減の方法と助言事例
■廃棄物削減の方法とアドバイスの効果
廃棄物を削減し、処理コストを減らすためには、まず自社から出る廃棄物の種類や量を把握し、どのような方法で減らせるか検討します。
例えば、生産段階では無駄のない調達、余分な廃棄物が出ない設計や製造の工夫、廃棄段階では有価での販売の検討や再生材や熱エネルギーとして再生利用などなど。
廃棄物を”ゴミ”ではなく”資源”として捉えること、信用できるパートナー(処理業者)と相談すること、そしてできるところから始めることがポイントです。このようなことを、経験豊富なサステナアドバイザーが現場を見ながらアドバイスを行います。
■アドバイスの効果
アドバイザー派遣事業をご利用の皆さんからは、
「廃棄物の分別や削減が進んだ」「廃棄物処理法の理解が進んだ」「社員の教育効果があった」
などのお声をいただいています。
お客様からのお声
アドバイザーは頼もしい助っ人です!
弊社は2011年から「環境管理」という活動に取り組み始めました。先進企業であれば当然である事もハードルは高く、一からの学習でした。
そんな中、大きなテーマであった「廃棄物」に関しては、この支援センターの“ゼロエミアドバイザー(現:サステナアドバイザー)派遣制度”が頼もしい助っ人となりました。
実態調査・分別・リサイクル化・処理費削減へと段階的に進める事を教わりました。今ではその6割がリサイクルへ、処理費は半減、まだまだ挑戦は続きます。
“人財”に限りがある中小企業では外部力の活用が不可欠で、それが支援事業であればなおさらありがたいと痛感しました。
株式会社 三橋製作所 (京都市右京区)
気楽に相談にのっていただきました。
従来、弊社での廃棄物処理は、契約した収集運搬及び処理業者にお願いすればよいと思っていました。しかしアドバイザーに来てもらうことにより、企業としての社会的責任を痛感することができ、捨てるものであろうとその末路まで見届けなければ責任ある企業としての将来がないことがわかりました。また、そのような企業こそが生き残りの活力になるのではないかと思えるようになりました。
これを機会として、廃棄物の解釈を明確にして、「まず分別することにより価値あるものは資源として戻す、価値のないものでもリサイクルしなければという気持ちを持つことができました。お陰様でこれまで関心が低かった廃棄物も各々価値を持ち、使い方によっては新しい価値に生まれ変わることが認識できました。
また、工場内にあるいろいろなものも無駄にしないという意識が全員に広まりつつあります。株式会社 ケイテイエフ (京都府城陽市)
サステナアドバイザー派遣の申し込みの流れと申し込み方法
・派遣申込は、申込書に必要な事項を記載の上(廃棄物の種類や量などは記入できる範囲で結構です)、
京都府産業廃棄物3R支援センターにFAX又はメールでお送りください。
・訪問する時間は、通常2時間程度です。
・訪問時間内で解決できない課題等については、ご希望に応じアフターフォローを行います。
用紙ダウンロードはこちらから↓
(一社)京都府産業廃棄物3R支援センター
お電話でのお申込:075-352-0530
FAXでのお申込:075-352-0529
メールでのお申込:info@kyoto-3rbiz.org